皆様こんにちは!
先日、天皇即位をお祝いする「即位礼正殿の儀」が行われました。
即位した日には即位を祝う「饗宴の儀」も行われ、25日には2回目の饗宴の儀が行われました。
いま雅子様を笑顔にしたおじぎが話題になっているようなので、調べてみました。
今回は「カーテシーで皇后雅子様が笑顔に!意味ややり方と文化について調査!」と題してお送りさせていただきます。
カーテシーで皇后雅子様が笑顔に!
即位礼正殿の儀から連日行われている茶会などで来賓との挨拶が交わされますが、皇后雅子様とデンマークのメアリー皇太子妃との挨拶の場面で、メアリー皇太子妃がおじぎをした瞬間、雅子様が満面の笑みをこぼします!
デンマーク皇太子夫妻が天皇陛下皇后に歩み寄り、挨拶しているところですね。
とても親しい間柄にあるようにも思いますが、メアリー皇太子妃が行った膝を曲げる「おじぎ」は《カーテシー》と呼ばれるヨーロッパの伝統的な挨拶のようです。
男性の方は単に握手だけでしたが、女性だけのものなのでしょうか?
また今回だけに限らず、多くの女性王族たちが両陛下にカーテシーをしていました。
皇室にの文化では、フランスのマナーを最初に取り入れたようですね。カーテシーをするようになったのはこのような理由があったと言われます。
雅子様の笑顔の理由は?
両カップルはこれまで何度もお会いされており、お互いに大変親しいので、むしろ顔を合わせた瞬間に緊張が解けてリラックスされてしまい、お二人が自然にチークキスとなってしまったので、妃殿下がカーテシーを忘れてすみません!という感じになったように見えました。
— 駐日デンマーク大使館 (@DanishEmbTokyo) October 24, 2019
雅子様が満面の笑みをこぼしていたのは理由があるようです。
ヒントは「挨拶の順序」。
本来は敬意を払ったカーテシーで挨拶をしてからチークキスをするところですが、先にチークキスをしてしまったのです。
各国の挨拶を見てみると
カーテシー⇒チークキス
となっています。メアリー皇太子妃だけ、順番が逆になっていました。
実は22日の饗宴の儀でも、順序が逆でした。
これはメアリー皇太子妃と雅子様が、これまで何度も顔を合わせるような親しい仲であったことが考えられます。
以前は互いに皇太子妃として対等な立場にあったため、挨拶のときは「チークキス」でよかったが、皇后になられ立場が変わりきちんと挨拶しないとといった感じで親しい間柄がでていたと考えられています!
カーテシーの意味ややり方と文化について調査!
「カーテシー」とは、挨拶の1種で、ヨーロッパの伝統的な挨拶でもあります。
女性のみが行います。
片足を斜め後ろの内側に引き、もう片足の膝を曲げ、背筋は伸ばしたまま挨拶します。ひざまづく意志を示しています。
フォークダンスやバレエ、フィギュアスケートなどの演目で行われることがあります。
カーテシーの文化は、王室の文化のようですね。
特に、王室の方とお会いするときで、正式な場のときは「カーテシー」をするのが慣例のようです。しかも、深く膝を曲げたおじぎでないと不十分のようです。
男性の場合は首からおじぎすることになっています。
また使用人の女性が、家の主人に対して行っていたカーテシーもあったり、観客に対して行うものもあります。
女性の優雅さや上品さを表す最大の敬意を表した挨拶として行われてきました。
おわりに
さて皆様いかがでしたでしょうか?
今回は「カーテシーで皇后雅子様が笑顔に!意味ややり方と文化について調査!」と題してお送りさせていただきました。
こういった目出度い即位の礼でのちょっとした微笑ましいできごとでしたね!
これから世界各国の挨拶を見たり、その場に居合わせるようなことがあれば、注目してみてはいかがでしょうか?
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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