皆様こんにちは!
あまり日本では報道されていませんが、2020年1月11日に台湾総統選挙が行われます。
実はかなり重要な選挙と言われています。
台湾が民主化を守れるのかといったところが大きな争点となりそうですね。
アメリカと中国にまたしても挟まれているのだと思います。
今回は「台湾総統選挙2020の立候補者や支持率は?選出制度方法についても」と題してお送りさせていただきます。
台湾総統選挙2020の立候補者や支持率は?
現在の総統は2016年に当選した民主進歩党の「蔡英文氏」が務めています。
2020年の台湾総統選挙の候補者は以下の通りです。
- 蔡英文
- 韓国瑜
- 宋楚瑜
- 一人目は現職の総統の蔡英文さんですね。
政治的立場としては、急な台湾独立には反対しており、中華民国を認めていませんが、ラジカルな独立運動からも距離を置いています。
独立活動家からは「立場を曖昧にして中国国民党を利している」と批判されています。
どちらでもないということなのでしょうか?
台湾独立には、時間稼ぎをして機が熟したときを狙っているといったところでしょうかね。
- 2人目は韓国瑜さん
台湾の野党の中国国民党で、高雄市長から立候補ですね。
しかし、市長に就任してから2か月で総統選の鞍替えしているので、高雄市のことを最優先すべきとの声も。
中国との関係については、平和協定には両岸関係の最終発展型で、避けがたくなってくると述べています。
中国に対しては融和的です。
- 宋楚瑜さん
選挙には2000年から立候補し、激しい選挙戦を展開してきていますが、全てに敗れています。金銭スキャンダルや事件等で、落選続き。
2016年の総統選では蔡英文・陣建仁ペアに惨敗しています。
台湾独立には反対で、民進、国民の2大政党では「第3の声が永遠に表面に出てこない」と述べ、第3勢力の結集を目指す指針となりました。
台湾総統選挙2020支持率は?
台湾総統選挙の支持率は蔡英文さんが優位を保っています。
台湾の蘋果日報が発表した世論調査では、蔡氏42.3%、韓氏24.0%、宋氏6.0%となっています。
圧倒的に蔡英文さんが優位を独占していますね。
台湾総統選挙の選出制度方法についても
台湾総統選挙は、総統候補と副総統候補をペアで出馬して、比較多数の候補ペアを当選者とします。
総統任期は4年で連続再選は2回までとなっています。
- 選挙権は、20歳以上の自由地区に6か月以上在住する中華民国国民。在外住民にも選挙権があります。
- 被選挙権は、自由地区に6か月以上在住し、中華民国国民として15年以上経過した者で40歳を超えたときに被選挙人として登録されます。
立候補するには、政党からの推薦を得るか、複数の政党による推薦が必要です。
おわりに
さて皆様いかがでしたでしょうか?
今回は「台湾総統選挙2020の立候補者や支持率は?選出制度方法についても」と題してお送りさせていただきました。
台湾は、中国に国交を断絶するように圧力を掛けられています。
GDP世界2位の中国からの経済的な援助はとても重要になってきますので、孤立していくようになっていくと小国だけになってきます。結局、このままだと香港のように中国に飲まれてしまう可能性があるため、蔡英文さんに人気が出ているようですね。
蔡英文さんは独立宣言もしていませんし、統一も掲げていません。現状維持派です。
どこかのタイミングで、独立を狙っていることと思います。頑張ってほしいですね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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