皆様こんにちは!
もうすぐ令和に入り新しい天皇陛下の即位を記念した「祝賀パレード」が行われます。
テレビの報道などをみていると、パレードの際の車列が右側通行となっていました。
とても不思議だったので理由を調べてみました。交通ルール上のことなのか、伝統的な背景が隠されているのか。
今回は「祝賀パレード|右側通行なのはなぜ理由は?ルートや時間と予備日は?」と題してお送りさせていただきます。
祝賀パレード|右側通行なのはなぜ理由は?
今回の祝賀パレードが右側通行で行われる理由は、そもそも世界の標準は「右側通行」であり、それに従ったものと考えられます。
今回のパレードは世界から注目を受けていることからも、現在標準的な「右側通行」で実施されるものと思われます。
但し
元々、世界は「左側通行」でありました。左側通行に変化していった理由を考えれば詳細に分かるかもしれません。
交通ルールが右側通行に変わった理由として、政治的・宗教的、そして実用性を考慮したものと考えられます。
左側通行から右側通行に変わった理由
歴史を見ていくと、強制的に「右側通行」へ変更された経緯があります。
その前に、左側通行の合成性について述べておきます。
英国では馬車が左側通行であった。自動車においても左側通行です。
- 馬に乗るとき刀が邪魔にならないように、左側から乗るがその際、左側通行が都合がよい
- 馬同士がすれ違うときに、刀が触れあうのを避けるため
これは世の中、右利きの人が多いこともあり、前方からの攻撃に対して身構えやすいという理由なんですね!
以上からも左側通行には十分な合理性があります。
その後、右側通行に変わっていくわけですが、欧州おいては先の合理性があるにも関わらず、18世紀フランス革命時に反カトリックのロベスピエールにより「左側通行はキリスト教の定めたものだから廃止すべし」とされ右側通行に変更となった。
また、敵に対して左側から攻撃するという伝統的な戦法に対して、ナポレオンが右側に配置することで多くの戦勝を残したことから、よりこの戦法を効果的にするため兵士と車両は右側を通行するよう命令しました。
これによりフランスは右側通行に。
730キャンペーン
「730」とは、沖縄県において日本復帰6年後の1978年に、自動車の対面交通が右側通行から左側通行に変更することを事前に周知するための実施されたキャンペーンです。
施行された日、7月30日に由来しています。
戦前の沖縄県は、日本国内の他の地域と同じく、自動車は左側通行であったが、沖縄戦終了後に沖縄を占領下に置いたアメリカ海軍政府が1945年11月に出した指令により、右側通行に変更され、1947年5月には沖縄民政府により右側通行を定める「自動車交通取締規則」が発布された。
なお2018年7月29日に、うるま市の沖縄県道10号伊計良川線で、右側通行による「オールドカーパレード」730大作戦が行われています。
自動車が左側通行に切り替わった1978年7月30日から40周年を記念して行われました。
イベント趣旨としては、若い人に40年前の出来事を伝え、旧車に興味を持ってもらうことだったといいます。
追記2019/11/08
祝賀パレードは延期で11月10日に行われます。
交通規制に注意しましょう!
明日の「祝賀御列の儀」
観覧場所やトイレなども確認!
祝賀パレード|ルートや時間と予備日は?
天皇皇后両陛下ご即位祝賀パレード10月22日のルートが決まった
晩餐会の文化イベントでは
狂言の野村萬斎さん
歌舞伎の市川海老蔵さん
文楽の吉田玉男さんが
それぞれ五穀豊穣の舞《三番叟)を。観世清和さんと三郎太さん親子のお能も上演
海外からの賓客に披露
伝統文化の豪華、総揃いで、楽しみ https://t.co/dxwhVwfxnH pic.twitter.com/TaWz52KndB— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) May 21, 2019
天皇陛下の即位が披露されるパレード「祝賀御列の儀」は10月22日の午後3時半に開始されることが決定しています。
約4.6キロの道を、約30分かけて進みます。
国家演奏後に皇居を出発し、国会正門前を通り、赤坂御所に向かいます。
悪天候の場合は、予備日として、10月26日を軸に設けることが検討されています。
おわりに
さて皆様いかがでしたでしょうか?
今回「祝賀パレード|右側通行なのはなぜ理由は?ルートや時間と予備日は?」と題してお送りさせていただきました。
今年は即位礼正殿の儀の日のみ祝日になっていて、日帰りツアーやイベントなど計画されており人気を集めているそうです。
昼食付のツアープランなど、キャンセル待ちがでており、旅行業界各社が工夫を凝らして祝賀を盛り上げています。
中々、天皇即位の年に居合わせることなんてほとんどないですよね?
筆者自身としても、特別な年だと感じております。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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