皆様こんにちは!
1930年に発売した入浴剤「バスクリン」。
今年になって、粉末タイプの入浴剤の売り上げが「ギネス」に認定されました。
ギネスまでの道程は、順調だったわけではありません。バスクリンの前身が津村順天堂で創立は明治時代にまで遡ります。
現在、バスクリン社長の古賀和則さんについて調べてみました。
今回は「古賀和則(バスクリン社長)のプロフィールや経歴は?経営理念も!」と題してお送りさせていただきます。
古賀和則(バスクリン社長)のプロフィールや経歴は?
「バスクリンは私たちの原点そのものです」と語る古賀和則社長。
ただの入浴剤の名称ではないバスクリン。経営理念もなんだか凄そうな感じがしますね!後半で取り上げたいと思います。
まずはプロフィールについて見てきましょう!
プロフィール
名前 | 古賀和則(こが かずのり) |
生年月日 | 1954年 |
出身地 | 兵庫県神戸市 |
出身大学 | 創価大学法学部卒業 |
職業 | 株式会社バスクリン社長 |
資格 | 温泉入浴指導員 |
経歴
古賀和則さんは広島出身ですが、生まれは神戸です。
10歳のとき広島に来ていますね。
けっこう大変な幼少期をすごしていますね。
お父さんが酒たらしで、家族に迷惑ばかりかけていたため、父親だけを広島に残して夜逃げしています。
最終的には、お父さんは追いかけていって家族に戻ってきたからよかったです!
それからお父さんのお蔭で創価大学に入ります。当時の創価大学は小さい大学で古賀和則さんは3期生でした。
クラブは吹奏楽部に入り当初は創設することに時間を費やし単位もおろそかになっていたほど!(笑)
就職も決まらず東京で2年過ごします。
古賀和則さんは、創価大学で「英知を磨くは何のため君よそれ忘るるな」という指針を学びました。
後に、この指針が会社経営の支えとなっています。
就職~結婚~転勤
大学を卒業してからは公務員を目指し、東京にアルバイトしながら生活していきます。
しかし、思うように勉強がはかどらず2年経ったところで親に、さすがにダメということで無理やり連れ戻されます。
この時は1979年なので、25歳ですね。
そして当時就職難であった世の中で、なんで入られたかも分からず、「津村順天堂」の広島支店に就職します。
その後、古賀和則さんは、32歳で結婚します。
お相手は、創価大学7期生の方でした。
高校時代から古賀和則さんがお世話になっている方の紹介でした。
お世話になっている方はマツダに勤めていて、紹介された女性はマツダの販売会社に勤めている方でした。
- 1997年:本社に転勤(1988年に、株式会社ツムラに社名変更)
広島支店での営業を18年終え、本社に移動します。
その後、本社で部長になり、ツムラから分社したバスクリンを扱う子会社(当時は、ツムラライフサイエンス株式会社)の社長になり、現在に至ります。
株式会社バスクリンの経営理念についても!
株式会社バスクリン社長の古賀和則さんのメッセージを見ると、「バスクリンは私たちの原点そのものです」と語っています。
「バスクリン」は、ただ入浴剤の名称にあらず、
古賀和則さんの講演でのスピーチを聴いてみると、津村順天堂から始まり社長になり、経営に関する考え方の変化があります。
その原点が、創価大学で学んだ「英知を磨くは何のため君よそれ忘るるな」そのものです。
言い換えると、「目的の明確化」です!
古賀和則さんは、有名なドラッガーの経営に関する本で、経営に対する見方が変わりました。
普通は、会社の目的は何ですか?と聞かれれば、
教科書的な回答は、株主のためなどと書いてあり、ハーバード流のM&Aマネジメントを勉強してきた経営者たちは皆そう答えると言いますが、
ドラッガーの本には、株主の順位は相当低くなっています。
企業は営利目的ではないというのです。
古賀和則さんも、「そんなふうに思ったことはありませんでした」と応えています。
「企業の役割は、財とサービスの創造だけではない。生産的な仕事を通じ、働く人たちに生計の糧、社会との絆、自己実現の場を与えることである」
「社会とコミュニティーに根ざすがゆえに公益を考えるべき公的機関」
これらを端的に表した言葉が、
「事業の目的は顧客の創造」
です!
こうした経営理念から始まった会社でしたが、100%子会社であったため、親会社からの口だしのせいで、中々思うようにマーケティングが進みまない中、ツムラの資本から完全に独立し、後の社名変更でバスクリンが誕生していくわけですね!
おわりに
さて皆様いかがでしたでしょうか?
今回は「古賀和則(バスクリン社長)のプロフィールや経歴は?経営理念も!」と題してお送りさせていただきました。
とにかく、ドラッガーの言葉がすごかったです!(笑)
これによって古賀和則さんの会社経営に対する礎ができて、生み出されたのがバスクリンだったわけですよね!
もっと早くこういった話を聞きたかったですねー
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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