皆様こんにちは!
前代未聞の中学校が今注目を集めていますね!
なにが注目かというと「宿題」や「定期テスト」が廃止され、全く新しい中学教育システムを作り上げたからです。
この学校の校長に就任したのが、「工藤勇一(くどう ゆういち)」さんという方です。
今回は「工藤勇一(麹町校長)のプロフィールや経歴は?教育改革の評判も!」と題してお送りさせていただきます。
工藤勇一(校長)のプロフィールや経歴は?
工藤勇一さんのインタビューを聴いていると、いろいろと気付かされることがあってとても勉強になります。多様性を受け入れることや、対話をすることや筆者世代にもあってほしかった教育ですね!
工藤勇一のプロフィール
- 名前:工藤勇一
- 生年月日:1960年生まれ
- 出身地:山形県鶴岡市
- 出身大学:東京理科大学理学部応用数学科
- 職業:千代田区立麹町中学校校長
工藤勇一の経歴
山形県の公立中学校で教壇に立ったあと辞職して、東京都の公立中学校に数学科教諭として赴任。
自身の経験から「無意味なことを強制する理不尽な教師ではだめだ」という理念のもと、荒れた学校で型にはまらない授業を実践。
現任校になってからは「麹町メソッド」「オープンイノベーション」など公立らしからぬ公立学校として注目を集める。
- 山形県公立中学校教員
- 東京都公立中学校教員
- 東京都教育委員会
- 目黒区教育委員会
- 新宿区教育委員会教育指導課長等
2014年から千代田区立麹町中学校長。
教育再生実行会議委員、経済産業省「未来の教室」とEd Tech研究会委員等、公職を歴任。
工藤勇一(麹町校長)の教育改革の評判も!
工藤勇一さんは日本各地で講演会もされていますね!それだけ教育改革へ注目が集まっている証拠だとは思いますが、評判はどうなんでしょう?
ここでは2019年5月19日に行われた『教育改革のその先へ~新時代に求められる人物像とは~』をテーマに語られた工藤勇一さんの講演の中で紹介された一部をみていきます。
『学校教育の本質を問い直すー学校の当たり前をやめたー』
今日の午後は東大五月祭。
教育フォーラムにて、
隂山英男さん、工藤勇一麹町中学校長、鈴木寛さんとともに登壇します。
よろしく!https://t.co/xXfxDcWRCU— 中村伊知哉 (@ichiyanakamura) May 19, 2019
キーワードは「当事者意識」「目標の合意形成」「目的と手段」「対話」
これらについて以下のトピックでもって語られました。
- 学校から見える課題
- 手段が目的と化す
- 学校の目的を合意していない
- 学校をリデザインする
工藤勇一さんが行った取り組みは以下の通りです。
- 定期テストの廃止
- 宿題の廃止
- 固定担任制の廃止
- AIによる数学の指導
- 服装頭髪指導の廃止
- 生徒会主催私服登校期間設定
以上の取り組み実現したのもトップダウンからボトムアップへの転換が必要不可欠だといっています。教員はもちろんのこと、生徒やPTAも学校改善に取り組んでいるとのこと。
1.学校から見える課題
工藤勇一さんは3つのセンテンスを強調しています。
「手をかければかけるほど自律できなくなり、自分がうまくいかないことを誰かのせいにするようになる」
「勝手に理想を描き勝手に不幸になっている」
「当事者意識がなく人の批判ばかりして惰性で働いている」
いずれも自分の意志がないことが起こす問題を示唆しているような感じですね!意志がないから自分で動かず相手に求め物事が勝手に進むと勘違いする体質になるということでしょうか?
子供は教員や親から手をかけられると、だんだん自分でやらないようになります。
そして手をかけて貰えるのが当たり前になり、
「あの先生全然手をかけてくれない」
「教え方がへたくそ」
「あの先生のせいで全く分からない」
などと文句を言い始めます。
これは子どもだけでなく、大人に当てはまる現象です!
たとえば
「フィンランドの教育は非常に優れている」など
他国と比較して現状を悲観することよりも、「ありのまま」を受け入れ「何をするか」という行動に移すことを考えられる人が少ない。
つまり、当事者意識がなく人の批判ばかりして、惰性で動いているが多すぎるということです。
工藤勇一の教育改革の評判
工藤勇一さんの教育改革についてツイッターの声を幾つか紹介します。
ざっと見た限りおおむね評判は良さそうな感じはあります。理念などについても、教員を経験されたうえでのものなので、とても共感できるポイントが多いのではないかと思います。
あとはどれだけ実行し対応していくのかというところでしょうか。
Wedgeの連載記事を読んでた時から、麹町中の工藤勇一校長には注目していました
いいなぁ、麹町中!
うちの子も、こういう学校だったら、絶対に不登校にはならなかった!と思う https://t.co/TBo04TN9mq
— 暁@世間と不登校をつなぎたい (@HcZfN0CMO9bqdNa) September 25, 2019
麹町中学校の工藤勇一校長の本で個人的に一番刺さったのは
☑️最上位の目的を見失わないこと
☑️手段を目的化させないことです
いきなりすごい実践は真似できないけど、思考のロジックは真似できる
自分に合うやり方を模索できる
この考え方のおかげで色々上手くいき始めている実感があります
— まさと@数学教師 (@masato_913_jp) May 28, 2019
部活動の活動量が3分の2にまで減った!
校長先生,すばらしい!!!
いま,工藤勇一先生の大胆な改革が話題になっているように,校長先生による改革実行のケースを,もっと見える化していくことが大事だと思います。 https://t.co/zkqUTSm0cG— 内田良/部活動・教職を持続可能に! (@RyoUchida_RIRIS) April 20, 2019
香住での3年間は何だったんだろ。って感じ笑
これはぜひ全国の先生方に観ていただきたい。#TBS#林修#初耳学#麹町中学校#工藤勇一 pic.twitter.com/QPT8HDWqU9— Inoue Seigo (@amnos_seigo) April 14, 2019
おわりに
さて皆様いかがでしたでしょうか?
今回は「工藤勇一(麹町校長)のプロフィールや経歴は?教育改革の評判も!」と題してお送りさせていただきました。
従来の日本の教育方針があったこそなので、非常に説得力のある改革だと思います。
共感できるところが多く、大人になってしまった方にも必要なことですね。一度講演会に行ってみたいと思っちゃいましたね!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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