皆様こんにちは!
2020年4月29日に新型コロナウイルス感染症の治療薬「レムデシビル」の臨床試験の結果が公表されたとニュースがやっていました。
いろんな情報が錯綜している中で、果たして有効性のあるものなのでしょうか?
今回は「レムデシビルとはなんでコロナ治療の効果副作用は?日本導入はいつ?」と題してお送りさせていただきます。
『レムデシビル』がコロナ治療に効果ありと発表!
4月29日、新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「レムデシビル」の臨床試験の結果が公表された。発表したのは、開発企業であるアメリカのギリアド・サイエンシズとアメリカ国立衛生研究所(NIH)で、どちらの結果も新型コロナウイルスに対するレムデシビルの有効性を示すものだった。
レムデシビルとは?
レムデシビルは、エボラ出血熱の治療を目的として開発された薬のようですね。
コロナウイルスなどの一本鎖RNAウイルスに抗ウイルス活性を示すことが分かっており、新型コロナウイルス感染症の治療薬として最も有望視されているようです。
アメリカの著名な医学雑誌に、53人中36人が改善されたといいます。
副作用は?
引用:https://note.com/tak1974/n/n18b3fe8adca8
レムデシビルは「アデノシン」に構造が似ているようで、活性するとウイルスを混乱させますが、人が備えている酵素に異常をきたす副作用を起こす可能性があるようです。
その副作用はなにかは分かっていません。
レムデシビルは体内で代謝を受けてその活性型GS-441524に変わる。GS-441524は、ウイルスのRNAポリメラーゼを混乱させて、ウイルスエキソヌクレアーゼ (ExoN) googによる校正(正しい塩基配列に修正すること)を邪魔するアデノシンヌクレオチドアナログ(核酸分子アデノシンの類似物)であり、ウイルスRNA産生の減少を引き起こす。RNA鎖の合成を終わらせるのか、突然変異を引き起こすのかは不明である。
引用:wikipedia
どんな治験が行われたのか?
NIHの治験は2月末に開始。アメリカを中心に欧州やアジアなど68医療機関で行われ、入院している1063人の肺炎患者が対象になった。日本からは国立国際医療研究センターが参加している。レムデシビルを投与する群と、投与せずに標準治療のみを行う(プラセボ)群に分けて行われた。
NIHは、レムデシビルを投与する治療と、標準治療のみを行われたようです。
ギリアド社が行った治験は、一定量を5日間投与した場合と10日間投与した場合を比較しています。
レムデシビルの日本導入はいつ?
安倍晋三首相は27日、新型コロナウイルス治療薬の候補である「レムデシビル」をまもなく薬事承認できるとの見通しを示した。海外での承認などを条件に審査手続きを簡略化する。承認されれば国内で最初に利用可能な治療薬になる。同日の衆参両院の本会議で語った。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58543150X20C20A4PP8000/
日本では、安倍首相が4月27日に薬事承認となると見込みと言及しており、5月上旬にも承認する方針のようですね。
レムデシビルとはなんでコロナ治療の効果副作用は?日本導入はいつ?
おわりに
レムデシビルとはなんでコロナ治療の効果副作用は?日本導入はいつ?
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