重陽の節句(菊の節句)の意味と由来は中国?食べ物や料理について!

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皆様こんにちは!

日本の五節句をご存じでしょうか?

筆者は、月日がゾロ目になる日ぐらいにしか認識しかありませんでしたね(笑)

七夕やひな祭りは、よく聞きなれていましたが、他のゾロ目は気にしていませんでした。

今回は9月9日の重陽の節句について、書いていきたいと思います。

ちょうどこの記事を書いている時期は8月末ごろで、タイミングが良いかなと思いました。

題して「重陽の節句(菊の節句)の由来は中国?食べ物や料理レシピを調査!」でお送りいたします。

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重陽の節句(菊の節句)の由来は中国?

重陽の節句ってあまり聞きなれないですよね。でも立派な五節句の一つなので、この機会に知っても良いかも!

「節句」とは古代中国の陰陽五行説を由来に日本に定着した暦で、伝統的な年間行事を行う季節の節目となる日を言います。

「重陽」とは9月9日のこと。

旧暦では菊が咲く季節でもあることから、菊の節句とも呼ばれています。

重陽の節句は中国から伝わってきました。ほかの節句も同じです。

中国で重陽が正式な節句として認められたのは漢代である。劉歆による『西京雑記』に、高祖の愛妾であった戚夫人が殺害された後、宮廷より放逐された侍女の賈佩蘭が、9月9日は宮廷では茱萸を肘に下げ、菊酒を飲み長寿を祈る習慣があったと人に話したことにより、民間でも祝われるようになったとある。

中国では宮廷で行われていた習慣だったようですね。

9月9日が重陽と呼ばれるのはなぜ?

重陽とは9月9日のことを指しますが、これは「陽」が「重」なるという意味でもあります。陽が重なる。つまり9が重なるからであります。

陰陽思想では、奇数は陽の数とされ、この9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれているのですね!

9月9日は月日がどちらも陽であり、月日が重なると気が強過ぎるため不吉とされていました。

当初は祓いの行事でありましたが、吉祥とする考えに転じ、祝い事となりました。

長寿を願い菊の花を飾ったり、花びらを浮かべたり酒を酌み交わしたりして祝っていました。

重陽の節句(菊の節句)の食べ物や料理のレシピを調査!

重陽の節句のお祝いには、秋の食材を並べて祝膳を食べます。

代表的なものとしては、栗ご飯、菊酒、お椀、和菓子などです。

実は、まだ菊を食したことが筆者はありません。

長寿のために用いられるくらいですから、解毒作用があるみたいです。

どうも菊花中の成分が解毒物質である、グルタチオンの産生を高めることが分かったそうです。

まだその解毒作用については分かっていないようですが、グルタチオンの量を増やしたそうで、菊花中の「テトラクマロイルスペルミン」という化合物とのこと。

とはいっても、まだどのぐらいの菊を摂取するのが適量なのかは、今後の研究を待たねばなりませんのであまり摂りすぎないように注意しましょう!

 

  • 栗ご飯

  • 秋茄子

  • 菊(料理、和菓子)
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おわりに

さて皆様いかがでしたでしょうか?

今回は「重陽の節句(菊の節句)の由来は中国?食べ物や料理レシピを調査!」と題してお送りさせていただきました。

ひな祭りや七夕と違って存在感の薄かった重陽の節句ですが、こうしてみると一番陽が強いわけですからね!

重陽の節句は五節句の中でも、ちょっと違った雰囲気のある日に感じます(笑)

適当なこといいましたが、これを機に菊料理に挑戦してみたいと思います。

食用の菊ってスーパーに売っているのかな?

こうした伝統的な行事について知っていくのも味わいがあって良いですね。またひとつ勉強になりました。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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